髪の毛は健康であれば嫌でも伸びるものです。
ある年齢になると、白髪も一緒に伸びてきます。
そうです。とうとう白髪染めにしようか迷うところ。
しかし、「白髪染めは痛む！？」って聞いたことはありませんか？
実際に痛むのでしょうか？
今回はこれについて解説してみたいと思います。
【白髪染めは痛むのか？】
白髪染めは痛みます。
しかし、ダメージは普通のファッションカラーと同じです。
結論としては、もちろんカラー剤ですのでダメージはあります。
しかし、通常のカラー剤と比べて痛むかどうかに関しては、変わりません。
薬剤上は白髪染めもファッションカラーも科学的に言えば同じです。
薬剤の強さも同じです。
ファッションカラーと全く変わりありません。
【なぜ痛むと感じるのか？】
ではなぜ痛むと言われているのでしょうか？
考えられる答えは３つ！
①髪質が変わったから
②回数が増えたから
③パーマもするようになったから
この３つが「白髪染めは痛む」 と言われる原因です。
①髪質が変わったから
白髪染めをする年齢になってくると、お肌と同じで髪の毛もデリケートになってきます。
栄養分や水分など、学生時代と比べると変化しております。
髪の毛は細胞的にお肌と違ってダイレクトには変化を気づきにくいので、ふと白髪染めになった時に「痛む」と感じるのだと思われます。
②回数が増えたから
以前に比べて、回数が増えてることもあるでしょう。
ただ根元の黒い毛が伸びていた時はあまり気にならなかったのに、白髪が伸びるとどうしても気になり回数が増えます。
お伝えしている通りで、髪質そのものが変化していて、更に回数も増えるとなると、やはりダメージに繋がりやすくなります。
③パーマもするようになったから
また、ストレートの状態よりもほのかに丸みがあったヘアスタイルの方が似合うようになってきます。
もしくは、髪の毛のボリュームが無くなってきて、ふわっとするためにパーマをかける方も多いのではないでしょうか。
パーマをかけて、カラーの回数も多くなればやはりダメージが重なるものです。
カラーをする事やパーマ自体に問題があるわけではなく、あくまでも「白髪染めは痛む」と言う認識は少し違ってますよ、と言うことです。
では、何か改善方法はあるのでしょうか？
【傷まない方法はあるの？】
もちろんなるべく傷まない方法もあります。
①根元のみ染めるようにする
②根元と毛先の薬剤を変える
③酸性カラーや自然派カラーに変える
大きく分けるとこの３つになります。
①根元のみ染める
基本的にダメージを感じるのは毛先になるので、健康な根元のみを染めていればダメージを感じることは少なくなります。
ちなみに私のお店だと、ある程度染まるのが分かったら、徐々に過酸化水素の濃度を下げたり、アルカリの度合いを下げたりします。
やはり繰り返しやるものなので、薬剤の力を可能な限り下げることにしております。
②根元と毛先の薬剤を変える
基本中の基本ではありますが、この辺がホームカラーとサロンカラーの一番の違いではないでしょうか。
ただ薬剤を塗るだけならだれでも出来ると思いますが、毛先の薬剤の力を出来るだけ下げて、根元のカラーとの塗布をキッチリ分けるようにすると、ダメージはかなり少なくなります。
１度カラーをしてダメージをしている髪は染まりやすくなっているので、根元の薬剤よりも力を下げても染まる仕組みになっております。
③酸性カラー（マニキュア）や自然派カラー（ヘナなど）に変える
酸性カラーや自然派カラーはダメージがほとんどありません。
それどころか、回数を重ねることで髪の毛にハリコシが出てきます。
ただし、酸性カラーは根元からぴっちりからは染めにくのと、自然派カラーは色のバリエーションが少ないです。
またどちらもダメージがありませんので、黒い髪の毛の部分は変わらないので、明るくしたい方には向いておりません。
それぞれに特徴があるので、美容師さんと相談すると良いでしょう。
【まとめ】
白髪染めの薬剤のダメージは、ファッションカラーと全く同じです。
痛むと感じる理由としては、「髪質が変わったから」、「回数が増えたから」、「パーマもするようになったから」が原因と考えれます。
また、そのダメージを軽減する方法としては、「根元のみ染めるようにする」、 「根元と毛先の薬剤を変える 」、「酸性カラーや自然派カラーに変える」が上げられますので、ぜひ美容師さんと相談してみてはいかがでしょうか？
今回は「白髪染めは痛むのか？何か違うの？」をテーマに解説していきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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