盛岡 美容室 風とaoの美容室
皆さまこんにちわ。
ご無沙汰している間にあっという間にひな祭りも過ぎております。
正月も過ぎ、成人式もバレンタインも過ぎ。
過ぎ。
すぎ。
スギ？
杉。
杉花粉の季節です。
ぼーっと生きているわけではありません。
そんな今回は「七三分け」です。
最近のＩＴ社長なんかに流行りの2ブロックのヘアではありません。
ジェルでテカテカのサッカー選手でもありません。
そうです。
市役所に居そうなあの髪型です。
昨今、市役所でも見かけなくなりました。
父親がやってたな～と懐かしく思います。
髪のある時代は良いですが、哀愁漂う年齢層になりますと、八二になり、九一になり。
もはや十〇にまで幅を利かせておりました、あの七三分け。
風の強い日は敏感になり、お風呂上りは落ち武者と笑われ、そこまでして何故と思ったことでしょう。
それを個人的見解ですが、お伝えしようかと思います。
こんなことを真面目にブログで綴ろうと思う美容師はいるのでしょうか。
居たら、ビール片手にじっくり話してみたいものです。
時代は開国ジャパン。
当時、サムライジャパンはちょんまげをしておりました。
ちょんまげこそ、我が誇り。
チョンマゲイズナンバーワン
ちょんまげをするために、薄くなったらエクステみたいにしてたようですし。
出来なくなったら、武士を引退してたようです。
欧米を視察するのも、当然ちょんまげ。
しかし、問題発生。
それを見た欧米人たちが薄ら笑い。
何となく笑われてるのに気づいているサムライジャパン。
「もしかして、拙者たちが変なのか？」
変わってるな～と思ったことでしょう。
今でも、アフリカの奥地に住む現地人たちのヘアスタイルとか独特ですよね。
(個人的にはカッコいいと思いますけどね。)
(個人的にはカッコいいと思いますけどね。)
ジャマイカとかだとドレッドも多いし。
いずれにしても、極東の小さな島国からやって来た、サムライと呼ばれる人々は独特なヘアだな～と思ったことでしょう。
視察を終え、日本に帰ってきたサムライジャパン。
日本にいれば多くのちょんまげを見て一安心。
きっとそんな時代です。
そんな中、颯爽と洋服に身を包んだキザな男がいるんですよ～。
なぁにぃ～！
そうです。
ハットを被り、それを取ったときに！
ここが七三の原点です。
明治の始め。
欧米視察を経て着物から洋服に変わり、頭もちょんまげから七三に変わったのです。
欧米人は七三が多いですからね。
特に皇室などは小さい頃から七三ですね。
なのでスーツに七三。
これがスタンダードな身だしなみなのです。
スーツにどんな髪をして良いのか分からないので、見よう見まねで全員七三。
この身だしなみを崩さないように、日本人は薄くなってきても、持ってきて、持ってきて、持ってきて。。。
真面目な日本人が陥りそうなループですね。
誰も変だと気付かずに、真面目に真面目に身だしなみだと思っていたんです。
七三こそ身だしなみ。
しかし、ふと欧米を見たら、薄くなった人は坊主にしてた・・・
あちゃ～。
やられた。
なので最近は薄くなると短髪にしますよね。
そんな感じでしょう。
七三分けは身だしなみであって、八二も九一も身だしなみを整えようとした努力の結果なんですよ。
と言うこと。
終わり。
3月の休み
4日、11日、18日、25日
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