盛岡 美容室 風とaoの美容室
今日わ。
風とaoの美容室の中舘です。
いい季節となってきました。
春。
冬と夏の間。
それが春。
万物が晴れやかに開けることを「晴る(はる)」と呼んだ様です。
(所説様々。)
気候も植物も晴る。
私の気持ちも晴る。
そんなわけでもうすぐ春。
今日は黒染めです。
以前も解説しておりますが、この季節なので。
まずBefore
通常の黒髪を下半分ブリーチしてみます。
分かりやすくするためです。
その後、下半分を黒染め。
ここまでは想像通りですよね。
普通に黒いです。
さて、ここからが本番。
まず1回目。
通常のカラー剤で全体を明るく。
うっすら上半分が明るくなっております。
下半分はほとんど変わりません。
この時点でムラになっております。
更に2回目。
またカラー剤で明るく。
今回はカラー剤の中で一番明るくなるレベルのカラー剤を使用しております。
(ブリーチではなくと言う意味です。)
アップ。
光の加減もありますが、上半分はそれなりの明るさです。
下半分は明るいレベルのカラー剤ですが、まだまだ抜けません。
これだと上と下の明るさの違いが分かるでしょうか?
ハッキリと線が入っております。
しかも、下半分はブリーチをして、元々かなり明るくなっていたはず。
要はスタートは同じくらい黒く感じた毛束ですが、黒染めしていた後に明るくすると同じ薬剤を使っても全然違う仕上がりになります。
ブリーチくらい明るくしていてもこれくらいしか抜けません。
今回は毛束ですが、これを髪全体で考えると、相当なムラになります。
何もしていない自然な髪の黒と、黒染めの黒は全然違うのです。
髪の毛の黒はメラニン色素で、黒染めの黒は化学染料なので当然反応が違います。
黒染めの後、1回のカラーでムラ無く仕上げるのは、非常に難しいです。
と言うか・・・無理です。。。
一度、脱染剤で染料を落とすか、カラー剤やブリーチで落とした後に、その状態を見てもう一度カラーをして調整していきます。
ですから、黒染めをする場合!
「学校も始まるし」とか、「実習あるし」とか、「就活だし」などなど。
理由は様々理解できますが、その後の事もちゃんと理解して行いましょうね♪
と言う事で。
黒くすることを否定しているわけでは全くありません。
その後のリスクも含めて理解して、生活に合わせて、ダーク
トーンも楽しめると良いですね。
ちなみに、「半年前だし」、とか「1年くらい前かな~」、でも同じです。
どれくらい黒くしたかによりますが、通常の地毛レベルで1年ほどでは黒くすると落ちません。
私も黒くすると言われた時は、これをかなり確認します。しつこいくらい。
春休み。
就職、就活、始まる季節です。
よろしくお願いします。
3月の休み
4日、11日、18日、25日
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