盛岡 美容室 風とaoの美容室
みなさまこんにちわ。
桜の季節がやってきました。
私も散歩がてらに高松の池をプラプラと。
やはりこの季節好きです。
冬が終わり、春に向かうパワーを感じます。
母なる大地の懐に 我ら人の子の喜びはある。
そんな気分。
旅立ちの空 桜色 新しい風吹き吹かれ。
そんな気分。
高松の池には毎年のごとく、屋台が出ます。
一休だんご、たこ焼き、トルネードポテト。
焼き鳥やもつ煮もあります。
はぁ～。
ビール飲みたい。
幸せな時間ですね。
ここ2、3日の天気次第では満開かと思いますので、日中でも仕事帰りでもオススメですよ。
さて、先週の日曜日(16日)に26年ぶりでしょうか、市内一周継走に出てきました。
みたけにある運動公園は公園内の出口までびっしり、市内の中学生の応援合戦となります。
当然そこを走り抜けていくわけです。
何だか懐かしくて、懐かしくて。
緊張なのか、懐かしさなのか、変な高揚感でした。
大会って沢山の人がいて、売店とかも出てて、裏の方に行けばテントとか張ってて。
この空気懐かし～って。
私は4走目でタスキを受けたのですが、ちょうど中学生の一斉スタート(トップの選手が通過してから、一定の時間以内にタスキを渡せないと残りの学校は一斉に繰り上げスタートとなります。)と重なってしまい、大勢の中学生の後ろを走ると言うタイミング。
何せ沿道は各校の中学生の応援。
それが一斉に来るもんだから、ゴチャゴチャだし、応援のボルテージも上がってるし。
そこにオジさんが一人混じっている。
どう見ても中学生では無い。
きっと中学生たちは「オジさんでも頑張ってるんだな～」と思ったことでしょう。
当の私も、その応援群に浮足立ってますので、グングンと上がるスピード。
一人、また一人と得意げに中学生を抜いていきます。
大人気ないですが、そんなの関係ない！
まだ足も軽い。
軽い軽～い！
颯爽と運動公園を出て、東京インテリアの手前の路地を入ったあたりで我に返るわけです。
応援が途切れた時にふと我に返るものです。
カツカツ・・・です。
1ｋｍ付近。
一般男子、5.9ｋｍ。
残り5ｋｍほど。
すでにカツカツ・・・。
それでも走り切らなくてはいけない。
ゼイゼイ、ハアハア・・・。
一人ずつ中学生を抜いていきます。
抜かれる中学生は思ったことでしょう。
「やたらと呼吸が荒いけど、このオジさん大丈夫だろうか・・・・・・・？」
「俺の前で倒れないでくれよ・・・。」
と。
それでも何とか無事に走り切りました。
鬼の形相とはこのことでしょう。
人生でこれほど喉を酷使したことがあっただろうか？と言うくらい喉が疲労しました。
でも満足感でいっぱいです。
中学生の頃の自分に会えることなら会いたいですよね。
当時は1走目でしたから、きっととんでもなく緊張していたことでしょう。
「最後まで諦めずにね。オジさんになっても走っているから、今の君ならきっと出来るよ～。スイス～イってね！」
って。
そんな春の出来事でした。
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